読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

【本当にいっぱいいっばいになったとき】

いっぱいいっぱいの人が身近にいた。

気付かずに励ましたり、冗談を言っていた。

でも、本当にいっぱいいっぱいだった。


いっぱいいっぱいになっている人がいるとき。


やりたいことがいっぱい。

やるべきことがいっぱい。

やったほうがいいよ、と言われることがいっぱい。



そんなとき、思考を整理する方法を教えたい、一緒に考えたい、と思ってた。



やりたいこと、やるべきこと、人に勧められて気になること


そう思うことを、例えばノートに書き出し。

あるいは付箋に書き出し。



ありたい未来の自分の姿を想像し。


その未来の自分から振り返り、

それらは、


本当にやることか?

最重要なことはなにか?

やらなくてもよいことはなにか?

余裕があればやることはなにか?


思考を整理していく。

第三者目線で整理していく。




確かにそんな方法は、かなり実用的で役に立つと思う。

たいていはクリアできると信じてる。



ただ…


本当にいっぱいいっぱいのとき。

整理に取り掛かることすら余裕がないとき。

少しの間でも立ち止まって整理することさえ、苦痛に感じるとき。



そんなとき。

投げ出したっていいんじゃないか?

と思う。

そこから逃げてもいいんじゃないか?

と思う。


そんなときは中途半端に投げ出さないで。

中途半端に逃げないで。



全力で投げ出す。

全力で逃げる。


投げ出したり逃げたら、それはそれで先のことは不安になる。

現実問題、リスクがある。

現実問題、投げ出したあとの、逃げ出したあとの、その先に不安がある。


でも、そんなリスクや不安も何も考えず。

ただ、全力で投げ出す。

ただ、全力で逃げ出す。

徹底的に。



その先に可能性が確実にあるとは言えない。

確実に言えるのは、体験したことのない世界に出会う、というだけ。



良かった、と思えるかもしれない。

しまった、と後悔するかもしれない。


確実なのは、今の状況、結果とは異なることになる、というだけ。



それでも。

それでも、本当に方法も見つからず、ワクワク感もなく、苦痛しか感じられないのであれば…



全力で投げ出して

全力で逃げる

そんなこともありだな、と思った。

中途半端でなくて、

全力で。



少なくとも、その覚悟で。

そして、それは、その本人だけでなくて、僕も全力で一緒に関わりたい、全力で一緒に投げ出して、全力で逃げ出して。

そんな覚悟を、ふいに思ったホロ酔いの今晩。