「未来は真っ白なキャンバスだ!」けれども…
よく、クサいセリフかもしれませんが
未来は、真っ白なキャンバスのようだ、と。
だから、あなたはその白いキャンバスに自由に絵を描くことができる。
描きたい絵を描くことができる。
と。
べつにたとえ話を否定することもありませんし、
たとえ話もマトを得てるな、とも思うのです。
で、その「未来は白いキャンバスだ!」のたとえ話に乗っかりますと。
それまでに、なにも絵を描く練習をしていなかったとしたら?
まともな絵が描けるのか?という。
よほど稀な天才だったら別ですが。
これは批判的に言ってるのではないです。
想い通りに、より想いに近く、
未来の真っ白やキャンバスに絵を描くには。
それなりの練習や経験や、感受性や、努力や、ワクワク感や、そんなたくさんのものが必要ですよ、ということです。
そして
もちろん新しく取り組むことも必要になるだろうけれど、
気づいていないだけで、実は既にある程度の想いを描けるだけの、練習や経験などはしてきているのかもしれない、ということ。
既に画材は持っているかもしれない、ということ。
白いキャンバスが何枚あるのかは分かりませんが。
もちろん、描き始めないことには、なにもキャンバスに描かれることはありません。
いくら絵を描くための勉強をしたところで、描かなければ何も変わりません。
そして、
自分には何もないや、描く能力なんてないや、なんて思い込みで絵を描き始めたら
へたっぴかもしれませんし
楽しくないかもしれません。
でも、
今までの経験で実は活かせられることがあるんだ、
既にある程度の経験や能力が備わってるんだ、
と思い、自分を振り返れば、
それなりのものがきっと見つかるはずです。
新しい取り組みをすることももちろん大事ですが
今の自分に何ができるか
できることはたくさんあるはずだ
と考えて
今あることで、精一杯絵を描き始めることもできるのではないか、と思うのです。