会話はキャッチボール!…かな?
あんまり最近聞かないような気もしないでもないですが。
会話のキャッチボール
なんて言ったりします。
恥ずかしながら、
相手が受け取ってくれると思ってボールを投げたのに
相手が全然見ていなくて
私の投げたボールが転々と転がることがあります…
奇跡的にキャッチボールができたとしても
相手の投げた球を受け
そして、その球を相手に投げ返す
そして、その球を相手が受け
私に投げ返す
この繰り返しです。
これでいい?
なんか違うな、と思うんです。
相手が投げてきた球を受け取って素早く返球
もちろん、本当の野球なら素早く返球は大事ですね。
が
会話のキャッチボールでは…
相手が投げてきてこちらが受け取ったら
すぐには返球せずに
「今狙ったところに、思うように投げられた?」
と質問。
「え?別に意識してなかった」
「そっかそっか。じゃあ、今度は、どんな軌道でどの辺りに投げたいのかイメージしてから投げてみて」
と言ってから投げ返す。
相手が受け止め、イメージしながらこちらに返球する。
「投げてみてどうだった?イメージ通り投げられたかな?」
「狙ったところにはいったけれど、思うような軌道じゃなかったなぁ」
「そっかそっか。じゃあ、今よりもっとイメージ通りに投げるには、どんなことに気をつけたらいいと思う?」
「ん〜」
「たとえば、今までキャッチボールしていて、気持ちよく相手にズバッと投げられたときってある?思い出して。そのときと今と何が違うかな」
「ん〜。具体的には思い出せないけど…なんか笑いながら投げてたと言うか、すごい楽しくリラックスして投げてた感じは覚えてるんだけども」
「そっかそっか。リラックスして投げられたら、イメージ通り投げられるかもしれないね。ってリラックスして、と言ってもアレだけど。一回、笑いながら投げてみようか」
と言って、返球。
相手はニコニコ笑って返球。
「どうだった?」
「ん〜。イメージ通りではないけれど、さっき投げた時よりはいい感じ。」
「そっかそっか。じゃあ、さっき投げたのと、今投げた時と、何が違ったかな?小さなことでも思い出してみて」
みたいな。
こんなキャッチボール。
念のためたとえ話ですので。
本当の野球なら素早く返球してください(笑)
こんなキャッチボールをしていると、相手は意識して自分で発見して、楽しく上手くなるんじゃないだろうか?
と思うわけです。
はい、相当疲れるかもしれないし、時間もかかりますけどね。
相手に本当に上手くなってほしい、上手くなれると信じている場合は、疲れるどころか、楽しいかもしれません。
時間はかかりますが…